2021年
3月号

令和3年3月１日

         九州地区             

  健保組合より大切なお知らせが掲載されています。

ラジオ体操というと、夏休みを思い浮かべる方が多いと思いますが、健康のため季節を問わず実施されている方も
  いるのではないかと思います。そこで、今回はラジオ体操の効果などについてご紹介したいと思います。

◆ラジオ体操の手軽さがすごい！

　ラジオ体操の歴史は古く、遡ること90年前の1928年（昭和3年）にNHKで放送が開始されています。
　 健康ブームに流されやすい日本人が、これほど長くラジオ体操を続けてこられた理由は「手軽さ」にあるといえます。
　老若男女問わず、誰でも、どこででもすぐにできる手軽さがラジオ体操の魅力です。しかも、たったの3分！　正確
  には、ラジオ体操第1は3分11秒、少し難易度の上がる第2は3分30秒。まとまった時間がなかなか取れない現代人に
  はぴったりの身体活動ではないでしょうか？
　 自宅で行うなら着替える必要もないですし、雨が降っても大丈夫。道具を買い揃える必要もなくお金もかかりません。
　たった3分と侮るなかれ。その短い時間に13種類もの運動が組み込まれており、以下でその内容を説明したいと思います。

◆ラジオ体操第1の13種類の動きがすごい！
　ラジオ体操第1の動きとその目的は以下の通りです。
            

　この表を見ても分かる通り、ラジオ体操はたった3分という短い時間の中で、全身をまんべんなく動かせるよう考えて
  作られています。全国ラジオ体操連盟のホームページには、「毎日続けることで、加齢や生活の偏りなどが主な原因と
  なる体のきしみを取り除き、人間本来がもっている機能をもとの状態に戻し、維持する効果があります」と記されています。

◆最後に
　ラジオ体操は、短い時間ながらも普通に歩くより強い活動量です。一定の身体活動量を保つことは、生活習慣病を予防・
　改善し、健康の維持や介護予防に効果的です。手軽にできますので、一度チャレンジしてみてはいかがですか。
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