2020年
7月号

令和2年7月1日

     


         九州地区             

 

  健保組合より大切なお知らせが掲載されています。

月毎に掲載 

 20年4月

5月 

 6月

 7月

8月

9月
 

10月
 

11月

12月
 

2021年1月

2月

3月

      2020年
  健康管理ニュース
  7月(73号) 

 『新しい生活様式』
     における熱中症予防行動のポイント!

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、「新しい生活様式」として、一人ひとりが感染防止の3つの基本で
 ある。
 ①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の対策を取り入れ
 た生活様式を実践することが求められています。

 これから、夏を迎えるにあたり、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための「新しい生活様式」における熱中症
 予防のポイントを厚生労働省がまとめていますのでご紹介します。

◆ マスクの着用について

 マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願い
   しています。ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が
   上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。

 従って、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と
   十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。

 マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけま
   しょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。

     外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。

◆ エアコンの使用について

 熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。正し、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気
  を行っていません。新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があり
   ます。換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。

◆ 涼しい場所への移動について

  少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所に移動することが、熱中症予防に有効です。一方で、人数制限
   等により屋内の店舗等にすぐに入ることができない場合もあると思います。その際は、屋外でも日陰や風通しの良い
   場所に移動してください。

◆ 日頃の健康管理について

 「新しい生活様式」では、毎朝など、定時の体温測定、健康チェックをお願いしています。これらは、熱中症予防に
   も有効です。平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。日ごろからご自身の身体を知り、健康
   管理を充実させてください。また、体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。

◆ 最後に

  夏になって気温が高くなれば、感染拡大が収まるのではないかとの期待もありましたが、現状ではそのような状況で
   はありません。夏本番を迎える中、熱中症に注意しながら「新しい生活様式」を実践して、新型コロナウイルスの
   感染を防止しましょう。
                                                 
                                                                                                                                                       以   上

2020年6月    2020年8月