北九州市八幡西区藤田にある「春日神社」は、春日四神、福岡藩租である黒田官兵衛
   （如水）・ 黒田長政ならびに黒田二十四騎を祀る神社で発祥は遠く神武東征の時代に
   さかのぼると言われている歴史のある神社です。
   中世には花尾城主麻生氏の祖神としていましたが、その後黒田長政が黒崎城を築いた慶長
   9年（1604年）に現在地に移されました。神社仏閣に興味がある方にお勧めのスポットです。
    毎年10月初旬に黒崎で開かれる「筑前黒崎宿場まつり」では、黒田長政・黒田二十四騎
   に扮した武者行列が、威風堂々まちを練り歩き、春日神社に集結します。
    長崎街道の起点小倉から黒崎宿を経て次の宿が木屋瀬宿です。博多を経て唐津に至る
   「唐津街道」が分岐します。参勤交代の九州大名や商人、異国の物産、文化が行き交い
   街道と遠賀川の水運で栄え、旧街道沿いには当時の街並みや史跡などが多く残っています。
※所在地　：　福岡県北九州市八幡西区藤田１丁目１０−４４
　祭　神　：　武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売神
　　　　　　   黒田如水（官兵衛）・黒田長政（黒崎大明神）・黒田二十四騎
　創   建　 ：　不詳・・・但し、901年に編纂された日本三代実録に記載されている。