彼は佐賀市八戸（元佐賀営業所の直ぐ近く）佐賀藩士の子供に生まれ講道館へ入学。
　成績最優秀で有ったが（父の解職で貧困）学費の一部を官給。更に生活は困窮し外生課程に
　進学せず「枝吉神陽」が「義祭同盟」を結成（大隈重信、副島種臣、大木喬任、島義勇等）
　と共に参加した。
　江戸時代後期の外国船の日本近海への出没やアメリカのペリー艦隊、ロシヤのプチャーチン
　艦隊が来航し、通商を求める等、時勢の影響を受け22歳の若さで開国の必要性を説いた
　「図海策」を執筆・・・・・・・・後に政府に重用された貿易の役職を務める。

　当時死罪に成る「脱藩！」迄して、京都で活動。引き戻され鍋島直正の載裁判により「無期
　謹慎罪」を軽減さる（頭が良く強い意思で我が道だけを行く性格だったと思います）… 直正
　への貢献政治活動は続ける…幕末1867年12月新政府が誕生する。
　東京へ任命（西郷隆盛―勝海舟と会談）江戸城開白。江戸を東京と改名したのも彼等でした。
　「近代的集権国家と四民平等」を説く。

　佐賀に入り憂国党の島義勇と会談「佐賀征韓党」首領となる。「政治的主張」の全く異なる
　この「制韓党」と「憂国党」が共同して反乱（佐賀の乱）に敗走。党を解散、鹿児島、四国へ、
　ここで捕まる。

　佐賀に連れ戻され、佐賀裁判所時代の部下から裁かれ、これらはすべて法律を無視した私刑
　（死刑）で有ったそうです。

　それでも民には尊敬されて、八戸町生誕地には石碑、銅像、桜の名所神野公園には若き日銅像
、西田代本行寺には大きな墓等、「江藤新平」の偉大さが分かります。

※江藤新平：こんな立派な人でも私刑で打首になったのですから、頭が良くて凄くできる人でも
　他人の話を聞かない人は、今の時代損をするのでしょうね！！