今回は私も愛着がある福岡の下町、「西新」を紹介いたします。
「西新」は地下鉄で一駅隣の「藤崎」と共に西部の副都心を形成しています。
江戸時代中央区今川付近が西町」と呼ばれていたのに対し・樋井川以西を「新西町」と
呼んだことに由来され、いつしか逆転して「西新」という地名になったそうです。
「西新商店街」は西新商店街周辺から藤崎駅までの約1.5㎞までの商店街を総称し、
「西新商店街」といいます。「リヤカー部隊」で有名な西新中央商店街を始め路地裏まで商店街があり
約280店舗もあります。多くの商店街が「シャッター商店街」と呼ばれる中、空き店舗が少なく、活気の
あるお店と人々で賑わいを見せています。とにかく狭いエリアに密集しており、飲食店も多いのも驚きます。
周辺には進学校で有名な修猷館高校や西南学院(幼、小、中・高・大・大学院)があり、学生街として
若者も多い街です。文教地区であることや、住みやすさから転勤族向けのマンションも多く「転勤族の街」
とも呼ばれています。
中央商店街入ってすぐ右手に「勝鷹水神」があり、ソフトバンクホークスの必勝への想いを込めて選手や
サインボールが祀られ、毎年球団関係者が参拝されています。
博多のソールフードと云えば「蜂楽饅頭」、当日も20名以上の列が出来ており、少し足を延ばせば
しゃぶしゃぶで有名な「初喜」もあります。
私は、45年前鳥飼社宅に住んでおり、よく食材を買いに行ったものです。
その当時の店舗が今も元気に営業しているのを見ると懐かしくうれしく思いました。
以 上
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